渋チャレ!

きっかけ、をチャンスに。

同じ釜のメシ仲間との時間

高校時代、一緒に汗水を垂らし走って、

大学時代、一緒に遊びほうけた仲間。

 

陸上部時代の仲間がまた一人、

結婚式を挙げました。

 

会わなくても、

そりが合わなくても、

全員が大事な仲間です。

しばらくぶりに半分以上が集まりました。

 

披露宴会場で円卓を囲み、

ファミレスでメッセージアルバムを作成し、

二次会でスピーチをする仲間を撮影し、

笑いながらあっという間に解散しました。

 

昨日も遅かったし、

今朝も早かったから眠いし、

出来ればやりたいことも沢山あって、

そのためにパソコンも持ち歩いていたけど、

一日中皆といる時間に身を委ねました。

 

私は当時から選手でありながら

マネージャーを兼任していました。

事務的なとりまとめを通して

皆のお尻を叩くようなこともしたし、

何より何でもない時間が苦手で、

群れてダラダラしている皆を置いて

先に歩くようなところがありました。

 

結構上下関係の厳しい体育会系だったので

同級生の絆は深かったし、

みんな優しいから、

勝ちたくてライバル心むき出しだった頃も、

突っ張ったり、自分の話をしたがる姿も

全部受け止めてくれています。

 

そこに甘えてしまう分、

実はみんなのことを知らなかったり、

上手に聞けなかったりする面もあって、

後で聞いて「へぇ知らなかった」なんてことばかり。

 

だから今回は

なるべく合わせて、

なるべく聞いてみました。

今更何を緊張しているのと突っ込みたくなる

当たり障りない質問をしたし、

話せなかった人もいたけど、

会話を黙って聞いていると、

成長したみんなの姿に出会えました。

 

信頼し合っている分、

胸の内を明かしてくれたり、

少々厳しいアドバイスをし合う場面もあって、

価値観が合わなくても

仲間という繋がりは特別なんだと再確認。

 

 

最後に、

現役時代最も影響を受けた仲間と

数年ぶりに話しました。

 

彼女は高校卒業後も現役を続け、

その後、体育教師をしながら陸上部の顧問をしています。

あの時代が断続的に続いているような生活で、

今の自分とは全く違う世界の話をしてくれました。

その話はとても面白かったけれど、

一方で自分はどうも振り返りがちなあの時代から、

ずいぶんと遠くまで来たなぁと

忘れている事の多さ、

知って学んできた事の多さに驚きました。

 

最後に彼女は、

「みんな相変わらずだけど、

        しぶや、成長したね笑」

と私に微笑みました。

確かに、そうかもしれない。

 

少なくとも彼女の目に自分がそう映ったのなら、

これまでの時間もマルに出来そうだし、

また会う日まで頑張りたいなと、

少しだけ思いました。

 

ついつい沢山の楽しい時間を

ザクザクと渡り歩きたくなるけれど、

こうして目の前の時間を味わう事で

見える事もあるなぁと思いました!